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ZL7C Chatham Island DX Pedition  その4


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いよいよウェリントンへ!

0900にチェックアウト、その際にフロントでエアポートシャトルを頼んだところ、5分くらいでピックアップに来てくれました。1000に国内線ターミナルに到着。
同じシャトルに乗り合わせた乗客の、ほとんどがカンタス航空窓口へ、ニュージーランド航空のカウンターに向かったのは、私ただ1人でした。



ウェリントン市街
この街は切り立った丘に出来た街、街中が坂の街

何と云っても、荷物が少ないのでチェックインも問題なし、早速搭乗口へ向かうと、遠くに円陣が見えてくる。
ひょっとして...と思って見ていると、案の定、日本人のグループでした。
これには思わず苦笑。ロビーで添乗員さんを囲んでの円陣は目立ちます。
ところで今回は、オークランドでもウェリントンでも、ずいぶん沢山の日本人のグループに会いました。年輩のご夫婦も多く見られ、皆さんトランピングに行かれるのでしょうか?

前回もそうだったけど、ウェリントンまでのフライトはとても座席が窮屈です。
わずか1時間のフライトなので我慢もできますが、体の大きな白人男性は大変だろうと思います。
予定通り、
1200にウェリントン国際空港に到着。
昨年もこの空港のインターネットカフェで、私のホームページに併設している掲示板に無事の到着を書き込んだので、今回も同様の報告をさせてもらいました。

昨日の税関係官の話では、荷物は既にウェリントンの税関に来ているはずなので、すぐにでも引き取りに行きたいけれど、空港のインフォメーションで尋ねところ、税関は空港の外にあって、歩いては行けないとのことでした。
元々、荷物の量が多いので車でなければ運べないので、仕方なく一旦ホテルに向かう事にしました。
実は、事前の打ち合わせで、我々後発チーム(先発チームは既に現地にいる)のリーダーは、
ZL1CN Murryと云う事になっていたので、とにかく荷物が税関預かりになっていることを彼に伝え、ウェリントン空港に到着次第、彼の手助けを頼みたかったのですが、小銭の心配もあったのでホテルへ入ってから電話する事にしました。
(写真は国会議事堂)

ここウェリントンでも、エアポートシャトルを利用しました。後日、1度同じルートをタクシーで行きましたが、20%以上はシャトルの方が割安になります。
The Bay side Hotelは繁華街のとっつきにあり、市の中心部へも徒歩で行ける良い場所にありました。
ホテルのカウンターで、少し早いけどチェックインしたい、と云ったら、すんなり入る事が出来ました。
早速、部屋の電話を使って
Murryの携帯に電話をかけたけど、生憎留守電になっていたので、とりあえずメッセージを残しておきました。
その後、思いがけず
30
分くらいで彼から電話があって、挨拶もそこそこに今までの事情を話し、なるべく早く会いたいと云ったが、彼がウェリントンに到着するのが夜になるそうなので、どちらにしてもこの日は動く事が出来ない状況でした。

彼には明日の朝、迎えに来てもらう事にして電話を切りました。
しかし本当は、出発直前に税関に行くのは、私としては大きな不安がありました。
もし、そこで何か齟齬があれば、すべてはその時点で終わってしまうからです。
しかし、私の英語力ではもはや太刀打ち出来ないこと、それに移動するべき車もない事などを考えれば、やはりチームメンバーの手助けがどうしても必要でした。
しかし現実は....だからと云って、ここで出来ない事をくよくよ考えても仕方ないので、初めての街、ウェリントンの観光に出ることにしました。
(写真はヨットハーバーのひとつ)

何と云っても、時間はまだ1400を少し廻ったばかりだったから、ホテル前の海岸通りを歩きながら、博物館や公園を見て歩きました。
街はところどころイギリス風ですが、やはり一国の首都らしく機能的な建物が目に付きます。また、日本と異なるのは、トロリーバスが中心街を今でも縦横に走っている事でしょう。
1800
頃に、ごった返す大きなスーパーマーケットで、オレンジ3個、イタリアンサラダ、ブルーベリークリームパン、パイナップルクリームパン、それとタコスのようなものを買って、夕食と明日の朝食にしました。
部屋で食べるなんて、何だか寂しい食事ですが、いろいろ考えると外で食べる気持ちも湧かないので、これで良しとした訳です。
海岸沿いのこのホテルは、夜の間ずっと風に吹き付けられていました。
多分いつもこうなのでしょう。
(写真は、日本では見かけなくなって久しいトロリーバス、架線が見えますか?)

ちょうど、ハリソン・フォードとブルース・ウィルスの映画を、ずっと放送していたので、それを夢うつつで見ながら朝を待ちました。

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