8Q7QY
/JA1JQY 松井 重雄
2001年 5月
渡航準備編
今年はクラブによる移動がない事と、家族の休みが一致して何処か旅行に行こうかとなり、ダイビングと無線が出来るモルヂィブに白羽の矢をたてました。2月なかば大和の旅行会社に申込み、その際無線を運用したい事と、部屋を日本向きの北側に部屋をリクエストしました。旅行会社からの返事は免許(許可書)があればリクエストに対応するとあり、旅行会社も少しは知っているなと感じました。
早速免許の申請です。インターネットより申請書をダウンロードして、2月末申請書にUS$20.00を同封して書留便で送りました。4月になっても返事がない為、FAXで問合せ、翌日FAXで免許証のコーピーがきた。これはレスポンスが早い、コールは希望通り8Q7QYであった。(FAX+960 320000 Director Engineering の
Abdullah Rasheed
宛)3ケ月間のテンポラリーであり、正式免許証は取りに来るか旅行代理店に頼めと書き添えてあり、FAXを持って旅行代理店に取得を頼みました。
いよいよ出発
4月27日12:00のシンガポール行きに搭乗してトランジェットで現地時間22:00にマーレに到着。空港での通関では無線器、アンテナ等の持ち込みはうるさいと聞いていましたが、なんの事はなくX線検査で何も言われず無事通関。...やれやれ(通関のコツは絶対無線機は剥き出し、又は箱詰めしない事。手提げバッグに入れる事)空港で旅行代理店より正式免許証とお釣りRf110.00を受取る。Lohifushi Island Resortはスピードボートで25分、真っ暗の海上を突っ走り桟橋に到着時は雨が降ってきた。部屋は北側でレセプションより徒歩7分、2部屋続きのコテージで海まで約30m、室内にはエアコンがあり室温27度快適だ。
運 用(以降現地時間 日本より-4時間)
28日朝食が終わった後9:00よりアンテナ設営開始。蚊が多く防虫スプレイを塗り21DP、ワイヤーの10、14DPを上げる。島は徒歩で30分と大きいが木が多くアンテナの設置場所に苦労した。

昼食後21cwで13:48 E21CJNを皮切りに運用開始。JA、EU、AFが呼んで来る。外が涼しくなった15:00から50MHzの2エレループアンテナを上げる。夕方、10MHzにQRV。ここのレストランは食事時間が決まっており時間を逃すと食事抜きとなってしまうので時間が来るとQRTをよぎなくされる。テーブルは決められ毎日同じテーブルに着き専任のウエイターが付く。(給料が安く、客のチップが給料になる)チップは毎回あげるのではなく最後にまとめてあげる、よって滞在期間中はお金を使うことはない。食事はバイキングスタイルで長期滞在者が飽きない様に毎日メニューが変った。

29日は午後より家族でダイビング開始、私は初めての潜りだ、日本で限定水域が終わっていたので最初からボートダイブで水深12mまで潜水し50分間のダイブ。大変魚影が濃くいろいろな魚、カメ等を見ることができた。

よく30日は14mまで潜水しドロップオフの岩場の珊瑚を見ることができた。この日の夕方からコンデションが上昇し24Mcw、21MSSBで多くのJAとQSOできた。夜19:00~22:00まで50MHでビーコン出すもYB、9Vと交信のみ、9VとJAが交信しているがJA局の入感なし。その後昼間はシュノーケルで海に入り、夜中は運用と言うスタイルであった。JAの入感状況はEU、NAと交信していてもピックアップ出来ますのでどんどんコールしても大丈夫です。5月3日14cw、01:58z LZ1FIのQSOを最後にQRT。4日無事帰国いたしました。各局コールありがとうございました。家族で楽しく過ごせ最高のGWとなりました。
使用リグ:IC726プラス50MHz50Wリニア。
アンテナ:10、14MHzダブルDP、21MHzDP、
50MHz2エレデルタループ。
交信記録
大陸名 |
局数 |
バンド別 |
局数 |
JA |
748 |
10 |
341 |
Eu |
686 |
20 |
251 |
NA |
210 |
18 |
3 |
AS |
134 |
21 |
1101 |
OC |
12 |
24 |
94 |
SA |
11 |
28 |
12 |
AF |
3 |
50 |
2 |
合計 |
1804 |
合計 |
1804 |
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