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ジャカルタ通信



夏祭り

ジャカルタには約9千人の日本人が在留しているのだそうです。
年中夏ですが、やはり日本の七夕祭りに合わせて、今年も幾つかの催しが行われました。
そういう時の為に、日本では滅多に着ない浴衣をわざわざ持ってきたのですが、なんと7月13日14日はIARUのコンテストがあり、盆踊りよりコンテストでのOperationの方が格段に魅力があります。
せっかく持ってきた浴衣も、着る機会がないまま持ち帰ることになるかな、と思っていた或る土曜日のことです。

一週間分の洗濯を終えて、日本食材専門の「パパイヤ」と言うスーパーへ買い物に出かけました。
店の前で「斎藤さん!」とかわいい女の子2人から呼び止められました。
実は、ここの2階には、松田OMと良く通った「慈恵」と言う名のスナックがあり、この店の女の子でした。
どうしたの?と聞くと、今日はみんなで浴衣を着るので幸子ママを待っていると言うのです。

今日はパーテイなので斎藤さんも来て下さい、と誘われました。インドネシア女性の浴衣姿も見たいですが、即座に「じゃ、私も浴衣を着て行くよ。」と(もちろんインドネシア語で!)答えました。
これで、ジャカルタで浴衣を着る機会が出来た!と言うわけです。

(この店でママより長く勤めていると言うTisda(ティスダ)さんと。
ちなみに彼女は浴衣でなく着物を着ていました。誰かがお父さんと娘ですねと言っていましたが、本当にそうであるためには、時間軸を20数年さかのぼってInputをやり直さないとなりません。)

(メイランちゃんとWienさん メイランちゃんは浴衣を着てもちょっと外股で活発に動き回るので、浴衣をきたら静かに歩かなくちゃいけないよと教えたのですが、「うん、わかった」と言ってやっぱり大股で歩いていました。着物の文化は、着ただけでは伝わらない様です。)

(ヘィスティ(Heste)さん いつも落ち着いている彼女にはとても良く似合います。日本語も少し話せます。黙っていたら全くの日本人です。)

(NOVI(ノフィ)さん 名前の由来はNovemberに生まれたから。インドネシアにはノフィさんと言う名前はとても多く皆11月生まれです。女性の知り合いが少ない私でさえ?4人のノフィさんを知っています。そのうちの一人、美人のNoviさんです。)

この日のパーテイと言うのは、以前ジャカルタに滞在されていた方が、日本のご近所の友人達と毎年ゴルフツアーに来ていて、そのうちのおひとりの誕生日とのことでした。
私も浴衣を着て行ったせいか、どうぞ一緒に入って下さいと言われて、会費も徴収されずにこの日はすっかり御馳走になってしまいました。浴衣を着て行って得してしまいました。

(この日店に出ていた全員です。皆様がジャカルタへおいでの時には是非当店へおいで下さい、お待ちしておりますデス。)

女性達が着ている浴衣は、みんな幸子ママの物で、引っぱり出して見たらなんとか皆が着れるだけあったの、と言っていました。
そう言うご自分は「私はいいの」と当日は洋服でした。幸子ママは、日本へ留学に来ていた現在のご主人とfall in love、当初はご両親も反対で大変だったそうですが、国際結婚の実践派です。何時の時代も女性は立派です。
尚、この記事を書くに当たって広告料は戴いておりません(笑)。

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