Buah(ブア) -
くだもの その2 2002-09-06
「マンゴー」
年中果物が出回っていると思っていましたが、1年を経験してみると微妙に店頭に出てくる果物が違います。やはり旬と言うか収穫のシーズンがあるようです。雨期の間はマンゴーは売っていませんでしたが、雨期が終わってしばらくすると店頭に出てきました。

スーパーの店頭に沢山並べられています。種類が何種類もあって、いずれも値段と形、色が違います。値段はKg表示です。備え付けのビニール袋に食べ頃のものを選んで入れて、秤のところで計量して打ち出される値段ラベルを貼ってもらいます。

左の青いのがMangga Harum Manisと言う種類。黄色いのはMangga Dermayu
と言う種類で、一寸香りがあってこれもなかなかおいしいです。
物事全てそうですが、Kgあたりの値段の高いものは大体おいしい様です。さもなくば店員にどれが一番おいしい?と聞くと、これ!と教えてくれます。すぐ食べるならさわって少し柔らかさが感じられるものを選びます。大きいものは一人で一度に食べるには、少々多すぎます。繊維も豊富で甘みも強くヨーグルトをかけて食べると言う方法もあります。

写真はマンゴーの食べ方の1つです。
インドネシア人の方から教わったマンゴーの食べ方です。種は銀河系?の様な扁平な形をしていますから、包丁で両方をそぎ落とす様にします。そぎ取った方に五番目の切り筋を入れて反転させると写真の様になり、このまま口でかじり取って食べます。皮をむくのが結構滑るし、汚い手でむくわけにもいかないと言う様な時に便利な方法です。但し、鼻の高い人は少々食べにくいかもしれません。

マンゴーの樹 大木になりしかもたわわに実がなります。肥料をやらなくても沢山の実を付けるのですから、やはりこのあたりはマンゴーには適しているようです。
「ライチ」
日本では、缶詰めになったライチはよくデザートに出てきたりして知っていたのですが、どんな外側なのかはジャカルタで初めて知りました。

(外側は手で簡単にむけ、とてもみずみずしい果物です。)
思った以上にみずみずしく、手でむくと果汁がしたたり落ちます。種も取れやすくとてもおいしいですが、あまり一度に食べ過ぎるのはよくありません。この果物は、こんな実なのに傷むのが早いようです。沢山買ってきたら、他の人にもあげてさっさと食べてしまうのがベストです。
「バンクワン(Bangkuang)」
変わった果物?を紹介します。

(バンクワン(Bangkuang) 大きさを知るために写真のフイルムを置いてあります。)
一見どう見てもカブか大根のたぐいかと思われるのですが、これが果物売場に置かれていました。そこで、まず店員に聞いてみました。これは果物?→そうです。どこになるの?→土の中。えっ!土の中に出来る果物?ホントー! と今でも半信半疑です。でも、インドネシア人の奥様に聞いてみたところ、普通果物と呼んでいて、食べ方は赤砂糖の溶かしたものをかけて食べる との事でした。そのまま食べてみましたが、少しとぼけた味で一かじりしただけで終わりにしました。
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