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渡航前にする事


ミッドウェイのシャックを使用するためには、現地の通信担当の責任者である、Mike DaaK氏に許可をとる必要があります。
渡航の手続きを行う際に、ミッドウェイアイランドジャパンオフィスを通してお願いすると良いでしょう。
問題なく許可が取れるはずです。

 

運用のための規則とマナー


ミッドウェイのシャックは、正規のアマチュア無線の免許を取得している人で、シャックの使用許可があれば、無料で誰でもが自由に使える善意のシャックです。
また、ミッドウェイ自体は、今でも太平洋を航行する航空機や船舶の安全航行を守る通信の拠点であります。
従って、各種通信に対するインターフェアが発生しないように、充分な配慮を行ってください。
万一、不幸にしてインターフェアが発生した場合は、理由のいかんに関わらず即座に停波して下さい。
ミッドウェイで使用しているすべての周波数は、シャック内に掲示されていますので、最初に必ず目を通す様にして下さい。

以下に、ミッドウェイで禁止されている行為を列挙します。
これらは島の主通信に妨害を与える恐れがあるばかりでなく、自身にも生命の危機を招く可能性がありますので、必ず守って下さい。

 

出力100W以上のリニアアンプを使用しない(必要ありません)
シャック以外でのアンテナ設営や運用はしないで下さい(宿舎などで)
シャックのある格納庫の屋上には、絶対上がらないで下さい。
建設から50年以上経って、崩れやすく極めて危険な状況です。
30mバンドの運用は禁止です(主通信がすぐ近くにある)
万一、インターフェアが出たと連絡があった場合は、即座に停波する。対策が行われ、運用の許可が出るまでは絶対に電波を出さない
シャック内は24時間完全空調されています。
原則的に
禁煙ですので、喫煙希望の方は予めスタッフの許可を得て下さい。
シャックは、24時間使用可能です。退出時の消灯励行や火の元には充分注意して下さい。
帰国時には、必ずシャック内を整理整頓して、後に続く人のために気持ちよい環境を残しましょう。尚、シャック内はスタッフが清掃に入ります。

 

トランシーバー


Kenwood  TS-930S(不調)
        TS-440S(良好)
Icom            IC-730 (周波数表示部破損)
                 

アンテナ


160m    フルサイズダイポール
80m〜10m G5RV
20m〜10m Force12   C3S (18/24MHz付き)
6m      Maspro  5ele YAGI

注)2000年9月の段階では、C3Sは回転可能でしたが、2001年4月に行った時はローテーターが壊れた様で、回す事ができませんでした。
ただ、幸い(?)元々C3Sは切れないので、回転させなくても何ら問題はありません(笑)
状況により、アンテナは変更されている可能性がありますので、現地では通信担当のMike Daak氏に必ず確認を取ってください。
ちなみに、私がお願いした6m用のYAGIは、MarineGPと書かれた同軸ケーブルに接続されています。

その他


MFJの3KWのアンテナチューナがあります。
同じくMFJのエレキーもありますが、動作は分かりません。

実際の所、普段使い慣れたトランシーバーやパドルなどを持参する事をお奨めします。
また、
DC電源はありませんので、必要な方は忘れずに持参して下さい。

トランシーバーやアンテナ、その他周辺機器の寄付をいつでも受け付けています。もし、現地へ寄付しても良いと思える機器があれば、是非ともお願いします。Mike Daak氏が受け付けます。


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