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ジャカルタ通信


YB0ZBCクラブ局  (2002-11-21)

既にコンテスト参加記で書きましたが、ジャカルタのクラブ局の一つであるYB0ZBCについて紹介します。
コンテスト準備のmeetingがあるから来ませんかと言う誘いを戴きタクシーで行ってみました。
結構わかりにくいところでしたが、近くに来たらアンテナが目に付きましたのですぐに分かりました。



(ジャカルタ北部地区のクラブ局の一つであるYB0ZBCの建物)



(建物の壁にはORARIのマーク付きの標識版が設けられていました)

建物は、未だ新しく2階にオペレーションルームがあり、1階がミーテイングルームになっており台所もついています。
決して大きな建物ではないのですが、デザインもしゃれていて、思わず「いいなあ!」と言ったら、なんとジャカルタにはこのようなORARIの支部が22あって皆このようなクラブ局を持っているとのことでした。
しかも、建物はみんなの寄付で造られているとのことでした。
ただ、土地は地方政府機関からただで供与されているのだそうです。
なんだか思わず「私に住まわせてくれない?」って言いそうになるFBな施設でした。
22あるクラブ局は全部が必ずしもアクテイブではなく問題もあると言っていましたが、何ともうらやましい限りです。 



(2階にあるオペレーションルーム。私の持っているのと同じIC−726があります。2m、430MHzもありました。アンテナはローテーターがついていました。)

ちょっと無線機に電気を入れてもらって聞いてみると十分な高さのアンテナのせいもあり日本の局が21MHzでたくさん聞こえました。
マイクを握りたくなる誘惑を断ち切って、みんなと記念写真を撮ることにしました。

(YB0ZBCオペレーションルームで。左から、私をここへ呼んでくれたYB0DPO Dudyさん、在ジャカルタ、チェコ大使館の通信担当の書記官(Attache)であるOK1JR Stan氏、その次はコールサインと名前が出てきません。一番右はYB0FEX Yok氏)

この日来ていたStan氏はチェコの大使館に勤める方ですが、未だ若いのですがなかなかのタフガイで、大規模なコンテストの要領をみんなに教えていました。
私も大いに参考になりました。
チェコはやはりこの国とはアマチュア無線資格の相互認証を結んでいなかったのですが、彼が着任してから自分で準備して締結したと言っていました。
むろん着任して1年にも満たないのですが、すでにインドネシアのコールサインを取得していました。



(この日コンテスト場所の下見に集まった人達。私立高校の校庭横です。)

この日のmeetingは、夜の8時前に終わりましたが、途中でお粥のようなお汁粉のような、小豆の入った少し甘い(やっぱり)お粥?が出ました。
Stan氏が、私と同じ方向に住まいがあると言うので、自分で運転する車で私のアパートまで送ってくれました。
彼はジャカルタに来て数ヶ月と言うのに、道はすっかり覚えてしまっているようでした。
日本人ではまず自分で運転する人は居ないのですが、かれはエジプトに比べれば、ここはまだ(運転マナーは)いいよと、こともなげに言っていました。

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