離島スナップ２
クワジェリン これは飛行場のあるクワジェリン環礁の中のクワジェリン島です。飛行場で降りても写真撮影禁止ですが、Atollの中を通るとこの位は見えてしまいます。
島々を巡る船は、大抵クワジェリン環礁の中の一つの島であるイバイ(Ebeye)島に寄ります。
いくつかの理由があるようですが、このイバイ島に(だけ)は、基地で働くマーシャル人と、その家族約１万人強(推定)が住んでいます。
マーシャルの全人口約６万５千人(推定)の半分以上が、首都マジュロと、このイバイに住んでいる人で占められると言われています。
クワジェリン環礁は、現在米軍が全島を借り切って基地として使っています。
かの迎撃ミサイル実験は、このAtollの真ん中めがけて飛んでくるミサイルを打ち落とす実験です。
すでにいくつかのミサイルがこの海中に没しているはずです。
イバイ(クワジェリン)は日付変更線のこっち(西)側にあるのですが、基地がハワイに連動しているので、曜日が一日違って動いています。
即ちマーシャルの土曜日がイバイ(基地)では金曜日、日曜日が土曜日と言う訳です。
スーパーマーケットでは日曜日(安息日)にはビールを売ってくれませんから、このシステムを知らないと仏教徒は大変なことになります。
イバイ島に接岸して物資の陸揚げをしたり、人の乗り降りを行いますが、給油と水の補給はクワジェリン島へ行く必要があります。
水の補給では首都マジュロより当然？設備と(水の)品質はよいと言う訳です。
ちなみにKuwajalein Atollは最大のAtollと言われています。
クワジェリンの埠頭 ここで給油や水の補給を受けます。埠頭には上陸できますが、埠頭から先はだめとのことです。色々な船が停泊していました。
クワジェリン埠頭のVE 滅多に上陸出来る所ではないので、船から降りて一枚撮ってもらいました。
水上タクシー クワジェリン環礁は広いのでラグーンの中を高速のモーターボートがタクシー代わりに走っています。
イバイ島のタクシー むろんタクシーらしいタクシーも走っていますがこのピックアップには上手に座席が作ってありました。値段は「外の方が安いの？」と聞いたら「同じ！」という答えが返ってきました。料金は市街地内はマジュロと同じ５０セントの乗り合いです。
マジュロを出た船は、大体イバイまでが往路で、島々で荷物を下ろし、最後にイバイに着き船の燃料等を補給して、帰路はまた島々を巡り今度は各地でコプラを積み込みマジュロへ帰って来ます。
コプラの積み込み 麻袋にいっぱい入っているコプラは相当に重そうです
コプラの袋詰め どうやって詰めてもいいのですがむろんすべて人力です。島によっては沖に船が来てからこの作業をやっている島もありました。
島の子供達 この子達は鶏にひもを付けて遊んでいました。鶏はとても迷惑そうでしたが、子供達にとっては楽しい！と言う顔です。
シテイホール開所式 アイルック(Ailuk)島のシテイホール開所式に参列しました。
この日は１３時過ぎに上陸、式典もいつ始まるのか、いくら待っても変化がありません。
聞くと大統領が飛行機でマジュロから飛んでくると言います。
みんなの顔が、こりゃいつになるかわからんぞ、と言っています。
そこで持っているトランシーバーで船のVHF Marine CHに合わせ船を呼び出し、船からマジュロのエアーマーシャルにいつ着くのかHFで聞いてもらいました。
５分位で返事が来て、もう大統領の飛行機は飛び立ったと言うのです。
では大統領が来るのは間違いなさそうだと、ひたすら暑い中を待って、結局午後の３時半から式典が始まりました。
こういうチャーター便があると言うことは、突然取りやめになった離島行きの便が合ったはずです。
ココナッツをついばむひな鳥 椰子の実の白い部分は実に用途が多様です。むろん人間にとってもおいしいのですが、鶏も好んで食べます。
昼食？おやつ？ 島の中を無線を持っている家から家へと歩いて、途中の家で出して頂いた昼食代わりのおやつ？です。ココナッツジュースは最初ちゅばちゅばと吸わないと出てこないのですが乾いたのどにはとてもおいしい飲み物です。この時はクッキーを出してくれたのですが、これがとてもおいしいクッキーでした。
トーチカと豚 昔のトーチカをねぐらにしている豚
海岸の防塁と銃眼 ウオッジェ島の海岸に延々と残る防塁
日本語の上手なおじいちゃん この方はジェームスさんと言いとても日本語が上手でした、お年を聞いたら６６歳とのことでした。私より少し先輩でした。
リキエップ島のAEMMAN リキエップと言う島は他の島と違ってアウトリガーホテルがあります。島全体がとてもきれいなのです。景色はもとよりゴミもほとんど落ちていません。この島の埠頭から離れたところから撮った船(AEMMAN)です。
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