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マーシャル便り


離島スナップ1

私が訪れた島々はマーシャルのほんの限られた場所でしたが、多くの島が電気もなく日没と共に本当に暗くなり懐中電灯がないと、どこを歩けばよいのかがわからなくなります。
でも全くの闇かと言うとそうでもなく、家によっては太陽電池とバッテリーでほの暗い電灯が点いている家もあります。
子供たちはそんな暗闇でも外でおしゃべりをしたり、ウクレレを弾いたり、大人たちの笑い声が聞こえてきたりします。
椰子の木に囲まれていると、月や星もあまり見えなく本当に暗いのです。
TV
もなく、本を読むこともおそらく学校の勉強の時以外は無いのでしょうから、当然メガネを掛けた人も居ません。

子供とにわとり 無線機を点検して回り、時にアンテナを張り替えたりすると、帰りに「これを持っていって」とココナッツをくれたりしますが、この時はなんと足を縛った2羽の鶏をくれました。その鶏を見に来た子供とお姉ちゃんでしょうか、ここは子供が子供の面倒を実によく見ています

椰子の実木炭 庭先に変わったものがありました。真っ黒で椰子の実の焦げたのかと思いましたら木炭でした。早速テスターで導通をはかってみましたら非常に良質の木炭でした。もしかしたら作り方は昔日本人が教えたのかもしれません

ボートの亀 島への往復は船に積んである船外機の着いたボートに頼っていますが、ある日母船への帰りの船に先客が居ました。しかし、どうもこれは運搬荷物と言うより食料として積み込まれたような気がしましたが、その後行方不明です。

マーシャルの島々は、ほとんどがDryエリアと言われる禁酒地帯になっています。
アルコールがOKなのはマジュロの他はリキエップと言う島だけです。
マジュロで見る限り、ほとんどのマーシャル人はアルコールに弱く、食事や会話をしながらお酒を飲むと言うより「酔っぱらうために飲む」ような飲み方をします。
たとえばビールだけを10本以上とか。だからかどうかは定かではありませんが、日曜日には家族みんなで教会へ行き、夕方になっても帰ってこないおうちもあり、健康と秩序のためにはよい習慣なのでしょう。

チャカロJekero 椰子の木から採る樹液ジュースです。確かに椰子の実の中に貯まるべきジュースを途中で取ってしまったような味がします。このジュースを2−3日放置しておくと発酵してお酒になるのだそうです。そうなった物をチェメグンJemeninと言うのだそうですが、そうしてはいけないのだそうです。

家の入口に寝る子供 あるお家を覗いたら床に子供が寝ていました。外は暑いですが風が通ってとても気持ち良さそうでした。

庭先のアヒル・豚・にわとり 皆一緒になってエサをついばんで居ました。しばらく見ていると、この中で一番強いのはアヒルでした。子豚が寄ってくると一喝です。小豚があわてて身を引きます。おんどりは悠然と見ていて決して自分も一緒になって我先という態度は見せません。めんどりの食べるのをエスコートしていました。感心!ところでアヒルって水が無くても大丈夫なの?海には結構遠い所でしたけど。

子豚をいじめるTony 同僚のTony氏が庭先のハンモックに横になっていたら下を子豚が通ったので、遊んでやったようですが、突然子豚のけたたましい鳴き声で一体何が起きたのかとびっくりしました。

戴いた豚肉 帰りに戴いた豚肉のごちそう。でも船に持ち帰って誰が食べてしまったのでしょう。私の口には入りませんでした。

子供たちの笑顔 文句なくいい顔です。写真に入るようにお姉ちゃんが下の子を抱き上げています。

レモンの木 あちこちの島で見ました。実はあまり大きくはありませんが味はまさしくレモンでした。料理に良しビタミン補給に良しの自然の恵みです。

先生とダンス この島にアメリカから来ている先生と島の子供達が、歓迎のセレモニーにダンスを踊ってくれました。アメリカやカナダから先生として来る人たちの任期は1年だそうです。

歓迎会のごちそう 新しい船が離島に初めて行くと必ず歓迎会がありごちそうしてくれるのだそうです。とてもおいしい料理でした。

離島のおばさん達 歓迎会に集まってくれたおばさん達。皆着飾っています。パワーがありそう!

離島の子供達 子供達も滅多にない歓迎会におめかしして参加していました。

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